2016年12月02日

「創立者福原毅を語るー創立記念日に寄せて」

 明日12月3日は本園の57回目の創立記念日です。本日は午後からリズム室に全園児が集まり、「創立記念日の集い」を行うことにしています。
 ところで、今年の理事会の後、本園の監事をしていただいている大学時代からの友人でもあるH氏から、「君のお父さんはすごいなあー、一介の教員でありながらこの幼稚園を創ったんだから!」と言われ、なるほど、そうだな、と思ったことでした。父でもある「福 原 毅」は、子煩悩で優しくもあり、悪いことをすると烈火のごとく叱る厳しさもあり、人から頼まれごとがあると「情けは人の為ならず」と我がことのごとく全力で事に当たり、いつも心熱く、正義感あふれる人物でありました。ただ子ども4人を抱え、金銭的には恵まれない人でもありした。本人は「武士は食わねど高ようじ」が口癖で、良くも悪くも志の高い人でした。そんな父がある日突然「幼稚園を創りたい。」と言い出したのです。お金もない人がどうやって幼稚園を創ることができたのでしょうか。当時は知る由もなかったのですが、父の死後、少しづつわかってきました。「情けは人の為めならず。」と人の為に尽力した父は、また、多くの人に助けられていたのです。その恩人のお一人が、街中で洋品店をしておられたKさんです。子どものころ年末になると子ども全員をひきつれKさんの洋品店で子供服を買ってもらった思い出があります。そのKさんからの数々のアドバイス等をいただいたことも大きな力となりました。念願の幼稚園を創立した父でしたが、1年半後には病に倒れ死去したのでした。残された母が後を受け継ぎ、幾多の困難を乗り越え今日に至りました。創立記念日を迎えるたびに、創設に力を貸していただいた方々のことを思うことです。本日は、そのお一人Kさんのことを書かせていただきました。Kさんはじめ、幼稚園創立にかかわった方々の全てに、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
posted by ののはな幼稚園 at 13:06| 日記