2013年12月03日

「人間の手ー創立記念日に寄せて」

 今日12月3日は本園の54回目の創立記念日にあたります。園庭のポ−ルには今年制作した園旗を掲げました。そのもとで園児の皆さんの元気に遊ぶ姿を見ながら、いつもの幸せな風景に心を熱くしました。また、午後にはリズム室に園児の皆さんと共に集まり、園の誕生日の意味と意義についてのお話をしました。
 ところで、記念日が近づくと私の父である園の創設者である福原毅のことを思い出します。それはもう60年以上になるでしょうか。父が県の社会教育課に出向していた時のことだと思います。初めての長期の出張で東京と京都に出向き、帰宅後に語ってくれたことが何故かこの頃思い出します。京都には母の弟がいて、父は宿泊をその叔父宅にしたのでした。当時叔父宅には京都大学の学生が下宿をしていたので、父が泊るその日はよそに泊まってもらうことにしてもらい、父は学生の部屋に泊まることになりました。そこで父が見つけたのは、学生の机の前に掲げられた色紙でした。そこには自分の手方形が押してあり、次のような言葉が書き記されていたとのことでした。「人間の手、人間の歴史を作ってきたこの手、私はこの手を忘れない」というもので、父は感激した面持ちで語ってくれたことを思い出します。この言葉は今も私の胸に残り、今日に至りまた。そんなことを思い浮かべた創立記念日でした。
posted by ののはな幼稚園 at 14:56| 日記